交通安全いろいろばなし その2
2. 信号の色。“あお”と呼ぶけど “みどり”いろに見えますが。 |
どっちが正解?
そうなんです。 みどりに見えますよね。けれど、みんながあおと呼んでいます。交通安全教室の中で子どもたちに、「この色なにいろですか?」と尋ねると、95パーセントぐらいの子どもたちが、「あお」と答えます。残りの子どもたちが「みどり」と答えます。どっちも正解ですとしていますが、どう思います。
最近の信号機
ところで、最近の信号機はLEDになって、ほんとに見やすくなりましたね。色も、ちょっとですけど、青みがかってきたように思えます。けれど、やはりですよ。進めの色は、色彩学からいくと、“みどり”だと思います。
さて、なんで緑なのに、“あお”と呼ぶ?
おしえてねどっとこむ(現在無期限休止中)に、いろんな答えがのっているページがありました。
http://homepage2.nifty.com/osiete/seito210.htm
読んでみると、いくつかのパターンに分けられるようです。
1.通称説 |
もともと緑色の信号がついていたが、赤・青・黄色が、色の三原色と同じ・・などの理由で言いやすかったため定着した。 |
2.古語的表現説 |
古来より、日本では“みどり”は“あお”と呼んでいた。(例)青田(みどりいろ)、青りんご(みどりいろ)など。 |
3.変更説 |
最初は、青だったけれど、A.波長の関係で緑の方が遠くから見えるから、B.国際基準に合わせるため C.色盲などの理由により、少しずつ変わった。 |
4.その他 |
消えているときは、青色だ。 |
さあ、どれが本当でしょう?ちなみに、今回の大発見は、4その他の、“消えているときは青色だ”です。
なお、
京三製作所信号灯器の歴史 というホームページも発見しました。“消えているときは青色だ”も確認できますし、“最初青だった”も、なんとなくそんな感じがします。ふむ・・。